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仕事や就職に関するQ&A

Q&A(仕事や就職に関する質問)

ある大学生の方から、以下のようなお悩みを頂きました。

Q将来のことを考えたいのに学業とアルバイトの両立で、なかなか時間が取れない状況です。どのような道に進みたいか、作る側の人間でないことはわかっていて、サポートをする仕事に就きたいと漠然と考えています。でも、社交的ではないため、どうしたものかと悩んでおります。学業などは順調なのですが、課題についていくことが精一杯です。資格取得については、足踏み状態で実際に卒業して会社に入っても戦力になりうるかどうか…。将来の事を考えると、やはりとても不安です。どうすればよろしいでしょうか?

Aまず問題を整理しましょう。
“問題”の定義は、ご存知ですか?『理想とする状態と現状とのギャップ』
これが“問題”です。それを解決するということは、そのギャップを埋めて理想とする状態に近づけなくてはいけませんね。

学業とアルバイトの両立に苦しんでいる。

まず、学業もアルバイトも両方大切であり、どちらも辞められないことを前提とし、話を進めて分析していきましょう。

[学業]

学業に関しては、「課題についていくことが精一杯」だけど、「学業などは順調です」っとお答えになっているので、学業自体には問題は、なさそうですね。
おそらくあなただけではなく、皆さんそういう状況じゃないですか?

[アルバイト]

働くことの大切さという大げさなことは置いておいて、生活する上でやはりお金を稼ぐことは欠かせないです。何をするにもお金が発生しますからね。タダほど怖いものはありません。アルバイトそのものにも問題はないように推測します。

[仮説]

仮説として、文面にもありましたが「なかなか休めない状況」が、将来への不安やネガティブな発想を生んでいる可能性があります。もし、休めたならつまり、「時間があれば」じっくりゆっくり、将来の方向性、資格は何を取れば良いのか、弱点克服、社会への適合等を考えることができるのに…。ではないでしょうか?

[問題整理]

問題としては、将来の諸々の大切なことを考えるのには、あまりにも時間が無さ過ぎる。大切なことなので、時間をかけてじっくり考えたい。失敗したくない。

[検証すべきこと]

  • 学業は「いつまでに何を」が、きっちり決まっています。ただ、アルバイトは、どうでしょうか?いつまで続けて、いくら貯めなければいけないのでしょうか?
  • それらに関するスケジュールは立ててますか?
    少なくとも1ヶ月の自分のスケジュールを把握していますか?

[解決案]

<時間の確保>

ビジネスの世界では、「時間が無い」は言い訳にはなりません。時間は、作るものだからです。皆、忙しくて時間がありません。だから言い訳になりません。
ちょっと厳しい言い方かもしれませんが、ビジネスの世界というのはそういうところです。できる人は、とても忙しいです。でもきちんと仕事をやり、勉強もしています。タイムマネジメントができているからですね。

1ヶ月の自分のスケジュールを立て、それを把握し、時間を作ることを念頭に置いて組み立て直してみて下さい。

  1. ①直近のやるべきことを洗い出す。
  2. ②それぞれに優先順位を付ける。
  3. ③代替できるものは、誰かに任せる。
  4. ④学校、アルバイト休んでも良さそうな日を探してみる。
  5. ⑤考えなければいけないことを洗い出す。
  6. ⑥結論を出すために必要な材料を揃える。
  7. ⑦結論を出すのに要する時間を想像してみる。
  8. ⑧一人で悩まず、先輩・知人に相談する。

どのような道に進みたいのか。

「作る側の人間でないことはわかっている。サポートをする仕事に就きたいと漠然と考えている。」

どの職種にも言えることだと思いますが、実際の仕事内容や適合は想像でわかる範囲は20~30%。やってみなければわからないが、70~80%でしょうか。

まずは、『目的(目的意識)』ですね。

『目的』→『目標』→『計画』→『実行』→『改善』

っという順番に進めていかなくてはいけません。

  • 目的がなければ、目標も掲げられない。
  • 目標がなければ、計画の立てようがない。
  • 計画は、“実行”するために存在する。
  • 実行しなければ、それは“後退”を意味する。
  • 改善をしなければ、質は向上していかない。

最初はぼんやりでもいいですが、目的を考えてみて下さい。個人のビジョンです。
ちょっと難しいかもしれませんが、個人のキャリア戦略を考えてみて下さい。

社交的ではないため、どうしたものかと悩んでいる。

性格は変えられません。だからといって結論付けるのもダメです。今、私たちの業界でもコミュニケーション能力は、問われています。いくら技術力があってもチーム内で、まともに対話ができなければダメなんです。

ビジネスにおけるコミュニケーション能力とは・・・

  • リーダーシップ
  • ドキュメンテーション
  • ディスカッション
  • プレゼンテーション
  • ネゴシエーション

実際に学生の方が、これらのコミュニケーション能力をすべて持って社会へ参入することは、ほとんどないんじゃないでしょうか。社会に入ってから身に付けていくものだと思います。社会人として会社に入れば給料をもらって仕事をするわけですから「新人」ではなく、「プロ1年目」になります。それをまず自覚することからはじめなければいけません。プロ意識です。

初対面で何を話せばいいのか、何か話しかけられない、大勢の人前で話すのは、緊張する・・・。皆そうです。それでも任された仕事として、やるべきことは、きちんと最後までやり遂げる。それが一番大事なんです。緊張すること自体は、別に悪いことではないですよ。全然緊張しないで人前で話せる人って、結構空気の読めない人が多いです。

資格取得については、足踏み状態。

資格取得はあくまでも“手段”です。“目的”ではないことに注意して下さい。
目的(~のためにこうしたい)があって、資格を取得(だからこの手段でそれを実現させる)するようにして下さい。

逆に言うと資格を取ったからといって、どうなるということはありませんよね。
その資格勉強で得た知識を実務で役立てて初めて、有益なものになります。ただ、資格取得自体は推奨します。取れば自信が付きますからね。

別の言い方で『スキル』というのがあります。スキルには大別すると2つあり、「基礎スキル」と「専門スキル」があります。おそらく、あなたがここで言ってるのは「専門スキル」じゃないかと思います。でも実は専門というのは“応用”とも言えるので、注意して下さいね。

『基礎のない応用は、ありえません。』なので、力を付けていく順番は存在しています。当然、基礎スキルの次に専門スキルがきます。いくら専門的なスキルがあっても、社会人としてのマナー(今で言う「人間力」も含め)などが、なっていなかったらどこへ行っても通用しないと言うことです。

実際に卒業しても戦力になりうるかどうか…。

この件は、実は重要で大きな問題と捉えています。あなた個人の問題では片付かないからです。企業側にも重要な責任があると思います。最近、新人が入ってもろくに教育もしないで、OJTと称し、いきなり仕事をさせたり、先輩や上司もとくに何もしないという会社が多いように思います。成果主義の導入や人手不足で、OJTで先輩が時間がなくて後輩や新人の面倒が見れないという問題が現実起こっています。

会社を探す際にも注意して下さいね。名ばかりの教育制度だったり制度そのものがない会社は、要注意です。お奨めしません。個人の問題に戻すとよく先輩方が、「3年間は会社を辞めないで続けなさい」っと言われていますが、これは前述の「基礎スキル」のことですね。人が育つのに、大体それぐらいはかかるというのを知っているからです。だから社会問題にもなっている3年以内に転職をする人が増えていて、その割には、転職に失敗している人も多い。

若い人は基礎スキルを付ける前に早く結果だけを求めて、専門スキルを身に付けようとするが、会社がそれをやらせてくれない。だからすぐ「辞めてやる!!」こんな感じではないしょうか。教育学の研究でも、人がある領域に精通するのに要する時間は約5,000時間と言われています。1日8時間労働の換算なので、それに生活時間を加味すると、大体3年になります。

最後に

精神論的に「頑張れ!やればできる!」と言うのはとても簡単です。しかし実は、その通りなのです。周りの人が何と言おうと自分が行動に移さなければそれまでです。「他人と自分の過去」は変えることはできませんが「自分と自分の将来」は、変えられるということを忘れないで下さい。

一番選んではいけない選択肢は、「やらない」という選択肢です。成功も失敗もやった人にだけ得られる結果です。失敗を恐れて、できない理由を考えるのではなく、できる方法を考え実行して下さい。人は前向きな人にとても魅力を感じるものです。

以上です。

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